季刊レポ8号:特集 オモロおかしいノンフィクションが死にそうだ!!



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突然ではあるが、季刊レポではおもしろいノンフィクション作品に賞を授けることを決定した。
“渾身の”“ジャーナリスティック”なノンフィクションばかりに光が当たっているのではおもしろいことだけにひたすら傾注して書かれたノンフィクションの立つ瀬がない。ヘタしたら書き手がいなくなってしまうかもしれない。
誰も褒めてあげないのなら、レポが表彰しようじゃないか。
鼻息は荒いのである。
今特集は、その決意表明だ。しかし、賞の名前はまだない。
じゃ一体、レポが考えるオモロおかしいノンフィクションとはどんな作品なの?
その答えは、この特集にある!

イラスト:後藤グミ

鼎談 北尾トロ╳えのきどいちろう╳新保信長

    「オモロおかしいノンフィクション」とは何ぞや。賞の選考委員となった3人が、じっくり話し合った。名作をはじめ、著者、題材、そして取材の姿勢についてに至るまでとことん語っている。人生の役に立たないノンフィクションとはこれなのか。そして賞に値する作品の要件とは……。

ノンフィクションとは日曜昼にフジテレビでやっているあれのことなのか 中島とう子

    20代、30代の人たちのノンフィクション作品のイメージや読み手ぶりはどうなのか。勢い込んで調べはじめた中島とう子だが、思いもよらぬ結果に呆然。こんなことでいいのか?

図書館で探りを入れる 面白いノンフィクションはどこにある? 島袋寛之

    有能な図書館司書ならば、おもしろいノンフィクション作品に詳しいだろうと考えた島袋寛之向かった先は東京都立中央図書館。司書さんはどれほどおもしろい作品を紹介してくれたのだろうか。

ハッケヨイ、和田翔龍! 女が土俵に上がる瞬間 和田靜香

    女だてらにまわしを締めて、参戦してきましたよ女相撲。伊達や酔狂じゃない、ガチンコ勝負。構想1年半、元関脇に稽古をつけてもらって精進し、やってきたのは北海道は福島町、「北海道 女だけの相撲大会」。猛者に囲まれての勝負や如何に。

東京からいちばん近いもう一つの国 前編 山手の丘のフリーメイソンと横浜欧米人コミュニティーの150年 檀原照和

    利根川に牛を見に行った檀原照和が帰ってきた。今回取り上げたのは、フリーメイソン。秘密結社といわれているが、その実態は? 日本の歴史とどう絡まり合っているのか。幕末から現在につづく壮大なストーリーは1号に収まるはずもなく、前後編での大作となった。

東の姉、西の妹 あきやま みみこ╳まつもと みみり

    もう夏ですねえ。今年は蛍を見ることができるだろうか。そうそう、蛍だって東西では違うんですってよ。さっそく姉妹が調査に取りかかったのだ。

沼津で深海生物を愛でてきました。 ぷかぷか生物紀行 日高トモキチ

    静岡の沼津といえばスシ? 干物? 実はここに深海生物を集めた水族館ができたという。さらに沖合の島には深海生物に触れることのできる水族館もあるのだという。どれどれと沼津を訪れた日高トモキチは見るだけでも触るだけでもなく舌鼓まで打ってきた。

団地人  アカバネングラフィティ・激場版 エピソード6~異彩・仕事人(後編) 霞 流一

    団地にはまだまだいろんな人がいる。前回に引き続き団地に生きる異彩の者が登場する。夜遅く急病となった流一少年をおぶった父が、彷徨の末たどり着いたのは何の変哲もない団地の一室。そこは女医さんが開業する医院だったのである。

ある日うっかりPTA 最終回 杉江松恋

    潤沢な予算に悩まされ、人間関係に翻弄され、時間は奪われ、たいへんなことばかりかと思われるPTA会長。いやいやそんなことばかりじゃない。3期連続して務めてみれば黄金の時だってあったのである。最終回です。

そのとき歴史が鞭打たれた 最終回 いまも歴史は毎夜つくられている 早川 舞

    2年に渡った日本三大M男の話もいよいよ大団円。今回で最終回です。生い立ちから追いかけてきた、がっちゃん、馬之介さん、巨泉さんの現在についてレポする。そして、歴史は続く……。

ふつうの旅行 第8回 17年モノ グレゴリ青山

    連載マンガ。各地をぶらぶらする達人グレゴリさん。今回は友人と再会するために宮崎県を訪れたお話ですよ。その人と会うのはネパールのカトマンドゥで知り合って以来、17年ぶり。ちゃんと顔わかるかな?

堀ミチヨさんへ

    本誌3号、4号で「パリのメトロで尺八を吹く」を執筆していただいた堀ミチヨさんが、5月1日に亡くなられました。以前、堀さんが友人たちと作っていたフリーペーパーの作品を掲載します。ご冥福をお祈りします。

K文学館の散歩者 田中稲

    レポ初登場である。女性ライターである。大阪からやってきた。ライター仕事に倦み、古都鎌倉への一人旅で気分転換を図ろうとしたのだが……。

書いても書いても終わらねェ 史上最大の遺書を写筆してみれば…… ボニー・アイドル

    ボニーもレポ初登場だ。夏目漱石『こゝろ』に出てくる「先生の手紙」。手紙としちゃ長いなあと気になっていたが、いざ書き写してみたら、まあたいへんなこと。いつまでたっても終わんないよ。

最前列で高らかに笑いながら働く 木村カナ

    毎週火曜21時オンエアのレポTV。放送を裏で支えるカナメの男が、技術ヨシオカだ。どんな奴なんだ? ご紹介しましょう。

急に出す山田、急に出る山田うどん。 <山田コーナー> 川田十夢

    今号でもしっかり取り上げておりますとも、山田うどん。レポ初登場の川田十夢が子供時代に繁く通った山田について熱く記してくれた。で、急に出すって?

我が名は武将 最終回 和田政宗氏 新保信長

    武将の名を自らの名前とする人を訪ね求め、お手合わせ願おう、と続いてきた連載も今回で最後。仙台といえば、伊達政宗。いらっしゃったんですよ現在の仙台にも政宗が。

ついこないだの話 第8回 大学生の川勝さん えのきどいちろう

    ナカジマ君(中嶋勇二さん)に、今年1月に亡くなられた川勝正幸さんとの交友について聞く。ナカジマ君のついこないだであり、川勝さんのついこないだである。そのついこないだでの川勝さんは大学生だった。

新宿の穴 ~朝の新宿を日々歩いてみた~ 第3回 下関マグロ

    毎朝、東京・新宿の町を散歩する下関マグロ。冬から春にかけての様子をレポ。節分あり、大雪あり、桜あり、なんだけど、ヌイグルミ探しのお礼が5万円ってどういうこと? 新宿のディープな風景。

Mの東京時間 第7回 一九六八年 上京 その2 森脇みきお

    上京後1968年からの3年間、Mは寺山修司の劇団、天井桟敷の周辺にいた。劇団員ではなかったが、団員と一緒に篠山紀信の被写体にもなった。カメラマンとしてMが団員の写真も撮った。当時のMの自室に張られていたポスターから話が広がっていく……。

料理入門 やまだないと

    作ってみたら、おいしい! とレポ読者に大評判。さて、今号のレシピは何でしょう。美味な連載4コマ漫画。

レポ告知板――私の個人広告です!

    広告ページの紹介というのもヘンですが、そこはそれ季刊レポのことですからフツーの広告とはチト違います。

あけすけなる「レポ」の記録 3 趣味は部活? 北尾トロ

    編集長本人にしかできない「季刊レポ」の赤裸々な告白。北尾トロ人生のうえで熱を入れてきたモノを、自身でよくよく考えてみれば、部活だった? ということはレポについても部活なんだな。


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