MAKE A NOISE! 第41回

メリル・ストリープのお言葉(第1回をご参照下さい)に従い、まだ知れ渡っていない面白い映画をロンドンからMake a noise!
 

『フューリー』トレイラーの効果

 

山口ゆかり
(第16号で「どんなに幸せでも罪悪感と孤独感はぬぐえない」を執筆)
 
 
 
 先日、ロンドン映画祭プログラム発表に行ってきました。発表とともに、目玉映画のトレイラー数十本が次々上映されました。中に、引っかかる1本が。まず、そちらをご覧ください。

 

 
 

 違和感のある映像、ありませんでしたか?

 トレイラーは、クロージングを飾る『フューリー』です。フューリーと名づけられた戦車の、5人ぽっちの乗組員が、多数の敵に向かい…という戦争ドラマなんですが、問題は、短くワンショットずつくらい入ってくる印象的な映像。火を噴く戦車、夕日の中を横切る戦闘機、爆風で吹っ飛ぶ兵士とかの映像と並んで、何故か上半身裸で顔を洗うブラッド・ピットのワンショットが。ドカン、バキュン、バシャンと勢いでつなげてますが、明らかにちがうでしょ、バシャン。
 
 これ、サービスショットですね。この度、晴れて結婚した妻のアンジェリーナ・ジョリーとで、世界一ゴージャスなカップルとして、セックス・シンボルの座にいるのはわかります。それにしたって、もう50歳。こんなに無理やりで、あからさまなサービスショットを求められるピットも、大変だなあ。

 そういえば50歳で俳優業引退と言ってたのは、ピットじゃありませんでしたっけ? 12月18日で51歳になるので、俳優業はそれまで? そしたら、『フューリー』でしっかり見とかなきゃ、ピットの半裸体。なんだ、私だったか、サービスショットが効いたのは。

 ロンドン映画祭は、いよいよ、この8日開催です。そこからの観たてほやほやの新作含め、また今期も映画をご紹介していこうと思います。年末まで、よろしくお付き合いください。

 

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-ヒビレポ 2014年10月1日号-

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