歌謡な毎日を送っております。 第1回

抜毛よ

 
田中稲(11号で「大阪から来た女」執筆)
 
 
 
 
またしても一週間に一度、書かせていただくことになりました。田中です。
題名はですね、担当の「火曜日」と「歌謡」をかけて。
さらには「こんな・このような」という意味の「かような」という言葉と掛けて!
「歌謡な毎日を送っております」というね!(←漫才師口調)
ハイッ拍手!
ぺちぺちぺち。。
うすら寒い一人芝居はこのくらいにして。
今回のヒビレポ・チャレンジで私が実践したいのは、
ものっすごい小さい小さい日常の出来事の中から歌謡曲要素を見つけ出し、
実際、歌謡曲の詞を作ってみようではないかという壮大な試みでございます!
早くも3回目くらいで息切れして、
「うわーんもう普通の日記にする〜」
と挫折しそうな予感ムンムンですが(泣)、まあ、そうなったらそうなったで
「田中馬鹿でーい」
大笑いしていただけるんなら本望です。ええ。ホントにッ。


 
で、しょっぱなからガンガン飛ばしていきたかったのは山々なのですが。
正直これを書いている今日。
ヘロヘロです。。(号泣)
この仕事をされている方は、皆同じことを思った事がおありなのではないでしょうか。
「なんで仕事ってバラバラに発注が来ないのか―ッかーっかーっ……(エコー)」
と。
まさに今、重なりまくった締め切りを終えてボー然状態。
なんなんでしょう。
この「仕事ってオールオアナッシング現象」……。
来るときは、一斉にパタパタパタッと重なってメールが来るのに、
無い時は、ピタ――ッとどこからも連絡が途絶え、思わず電話回線を
「電話もネットもキレてないっすよ…ね?」
と引っ張り確認するくらいの時もアリ。
実は仕事の神様が空から私の様子をジーッと観察していて

「ケッケッケ、仕事ストップしてやろう。苦しめ苦しめ」
「ケッケッケ」
「そろそろ、仕事の波、起こしてやるか?」
「じゃあ、いっせーのーで、いっぺんに何社も出してやろーぜ」
「ケッケッケッ、ほら田中、一瞬喜んだけどスケジュール帳見て泣いてるよー」

ってな「ケッケッケ」会合が開かれているんではないかと想像するくらいっすよ。。
もっと時期的にバラして来てくれたら、精神衛生上助かるのにー(しくしくしく)。
いや、ダメよ、ダメダメ!(←流行ぶっこんでみました)
そんな贅沢言ってはダメ、私。
仕事が無くて不安のあまり自律神経失調症になった今年前半を思い出しなさい!
などなど、心の中の天使と悪魔を対決させて無駄に疲れ、
なんとか全締切を終わらせた瞬間が今日であります。。
ガクッ。
燃え尽きた。燃え尽きたぜ、ジョー……。
頭真っ白。灰状態でございます。とほほほほぅ。
ということで、今回はここまでにしとうございます。

……と、ここまで書いていて、さあ、編集のヒラカツさんに出そうと思って気付いた。
私、題名を
「抜毛よ」
にしていたんではないかー!
そうそう、思い出した。抜毛について書くつもりだったっけ!!ひー!!
あまりの締切越えの安堵で、題名と内容が全然合っていないまま出すところでした。
抜毛の話。抜毛の話!
秋になると抜毛が急にひどくなって、床にハラハラ落ちる細い我が髪を見てですね、
「抜毛って枯葉に似ている……」
と思ったのですよ!
枯葉といえば、シャンソーンッ。
せっかくなので余力を振り絞り、一曲書いてみました。

【題・抜毛 詞・岩谷時子&田中稲 歌:越路吹雪を希望】

あれは遠い想い出
時は還らず
床に降り積もる抜毛よ
束の間のキューティクル
恋に似た抜毛よ
広がっていく分け目に
誓いし昆布とワカメ摂取
ラララ……

まあ私の詞の才能なんてこんなもんっすよ(ヤサグレ)。
このまま終わると歌謡曲への冒涜と怒られそうなので、
先日、先輩から教えてもらった、髪に関する粋な言葉でキレイに締めくくりたいと思います。
「与謝野る(よさのる)」
この意味、御存じでしょうか。
ななななんと! 与謝野晶子の「みだれ髪」から
「髪が乱れる」
という意味らしいッ。
素晴らしい! なんちゅう風情ある造語!!
私も長いこと美容院に行けず、髪がもう与謝野ってます。
うっふっふ。

とにもかくにも、この調子で3カ月がんばります……。

 
 
 
-ヒビレポ 2014年10月7日号-

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