ノスタルジック中華の研究  第5回

“江古田から東中野まで歩く”の巻

 
下関マグロ
(第17号で「散歩の途中に見かけた書店で」を執筆)
 
 
 
 
 
北尾トロの雑誌連載、「さすらいの町中華」の手伝いをする中で、僕が次に提案したのは東長崎にある「松葉」だった。ここは、かつて有名漫画家が多数住んでいたトキワ荘の前にある町中華だ。トキワ荘といえば、あの「オバケのQ太郎」に出てきたラーメン好きの小池さんが食べていたラーメンがいただける。。。かもね。
というわけで、北尾トロと僕は東中野で落合い、そこから江古田へ向かった。実際は落合南長崎が最寄り駅なんだけれど、散歩をかねて、江古田駅から向かうことにした。
 
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途中、町中華らしきものを見つけると、カメラを向けて「北尾さん、これは町中華でしょうか?」と訊いた。以前、明大前から新宿方面の甲州街道でやった遊びだ。

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今年の3月13日、冷たい雨がふったりやんだりする日だった。しかし、この町中華行脚は、なんとも悲しい結末が待っていた。
 

 
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南長崎花咲公園に寄って、当時のトキワ荘の漫画家たちのモニュメントを見たりする。トキワ荘、そして、松葉のラーメンへの思いが
 
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商店街の中ほどにちょっとした資料館などが有り、トキワ荘や松葉の昔の写真などが展示されていた。
 
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まさかの、松葉、定休日。いやぁ、申し訳ない。しかし、さらに悲惨な事態が待っていた。というのも、後日、取材のために北尾トロが単独で訪れた松葉だが、店は開いているのもかかわらず、お店の人がいないというハプニング。まったくついてないときは、こんなものだろう。ちなみにその顛末を北尾トロは連載で書いている。ちなみに、僕が2010年にうかがったときの画像をご紹介しよう。ラーメン好きの小池さんが食べていたかもしれない、ラーメンライスだ。
 
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なんだろう、なにげない味なんだけど、久しぶりに食べたラーメンライスはうまかったねぇ。

ブログに書いているので、興味のある方は、こちら。
http://sanpo.sherpablog.jp/archives/51104238.html

というわけで、どういうわけか東中野まで歩いた。なんだか、やけくそのように歩いた。途中、動画を撮影したりしたが、なんだか撮れていないものも多い。

そしてたどり着いたのは、東中野の大盛軒。これね、読み方は、「おおもりけん」なのね。ずっと「たいせいけん」だと思ってたよ。神楽坂にも大盛軒ってあるんだけど、こちらは「たいせいけん」なんだよね。で、こちらで有名な「鉄板麺」をいただいた。
 
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自分が20代、東中野に住んでいた頃、こちらの野菜焼き&ライス大盛りをよく食べていた。肉野菜焼きと野菜焼きがあったんだけど、たしか野菜焼きを注文していたはず。野菜炒めが鉄板の上にのってくるのだけれど、タバスコをかけて食べるというのが衝撃的だった。別にかけるのは、必須じゃなくて、テーブルにタバスコがあって、最初はわからなかったんだけど、他の客がかけているのを見て、自分でも試してみたら、これがうまかった。そして、ハマったね。引っ越しをして、住まいが東中野ではなくなっても、時々、東中野駅で下車して食べた。店は、駅からすぐなので、さっと食べて、また電車に乗れるのだ。ところが、ある時より、テーブルからタバスコが消えていた。今なら、店員に「なんでタバスコがないの?」と聞けるけど20代の自分はそれができなかった。ひょっとして、その日だけかと思い、もう一度、行ったがやはりタバスコはなかった。自分で持参しようかとも思ったが、それなら、別の店で野菜炒めたのんで、それにかければいいじゃん、などと思いながら、自宅で作る野菜炒めには、よくタバスコをかけていた。しばらくはいかなかったのだが、40代の時、久しぶりに訪問したら、でっかいタバスコが置いてあって、うれしかったねぇ。「鉄板麺」というラーメンが付いたセットになっているし、なんか味もちょっと違うけど、まあ、いいか。それにしても鉄板麺、全部食べると腹がパンパンになった。昔からそうなんだけど、自分はここの麺、昔から苦手なんだよねぇ。

というわけで、北尾トロとの町中華行脚はまだまだ続く。

今回の動画ははこちら→

 
 
 
【関連サイト】
松葉 – 東長崎/中華料理 [食べログ]
http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13025247/

大盛軒 (オオモリケン) – 東中野/定食・食堂 [食べログ]
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131901/13006882/

 
 
-ヒビレポ 2014年11月1日号-

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