歌謡な毎日を送っております。 第9回

想い出かくれんぼ

 
田中稲(11号で「大阪から来た女」執筆)
 
 
 
 
今年ももうすぐ終わりだなあ。
いやー、早いわ。1年が。
まさに坂を転がり下る石の如し。
嗚呼我が人生ローリングストーン…(遠い目)。
いや、それでいいのよッ。転がる石にはコケが生えないというじゃないの!
などといつもの通り自分で自分を慰めつつ、撮りためたスマホの写真をボンヤリと見返していると。

アングルがヘタ過ぎて、ワケのわからない写真が山ほど…。
ガラケーからスマホに変えたものの、アプリ関係をほとんどダウンロードしない私が(←アナログ派&ビビり)唯一「変えて良かった!」と思ったのがカメラだったなあ。
ガラケーとは比べ物にならないピント機能に感動し。
「いける。私もカメライターデビュー、いける!!」
などと鼻息をフンガフンガと吹きつつ、調子に乗り撮りまくった感がアリアリなのだが。
なんというか、目の付け所が悪いといいましょうか(泣)。

「えーと、ここどこだっけ」
「これ、何を目的に撮ったっけ」
「なんでこんなアングルで撮ったんだっけ」

そこには確実に想い出の断片はあるのだ!
しかーし、写真映りのボンヤリ加減が全てをボンヤリにしていくという。
聞いてください…。「想い出かくれんぼ」。
 

 
【想い出かくれんぼ 作詞:田中稲】

残しておきたい場所がある
残しておきたい思い出がある
スマホの軽すぎるシャッター音が 切なくて
さあ見返してみましょう
それは今日への懺悔 明日への形見
な・の・に……
撮りたい部分が撮れてない
撮りたい部分がボヤケてる
撮りたい部分が撮れてない
撮りたい部分がボヤケてる
私の記憶とおんなじね
いつも想い出かくれんぼ
ライラライラライラライ…
 
いや、ボンヤリがいいムードになってるのもあるのよッ!
皆さんのスマホにも、想い出かくれんぼな一枚は必ずあるはず。
 
酔いの助


東京の編プロさんとお仕事をした時連れて行ってもらった神保町の居酒屋。
注文頼んだら速攻で運ばれてきてしかもウマい!
その感動を記憶にとどめるべく帰り際入り口を撮影したのだが、
見直すと驚くほどボンヤリで店名も切れとるやんかい!(汗)。

 
どこ

「串カツ」という提灯の文字で、一応大阪らしいというのは分かるんだが、
どこだっけいつだっけ(滝汗)。雰囲気的に、祭りか? 祭りなのか?

 
宝塚大橋

全くもって宝塚大橋のいいところが撮影されていない宝塚大橋。
どんよりと曇りまくった空がポイント

 
JR大阪駅

最近変化著しいJR大阪駅付近を撮ろうとしたのだが、
「付近」ではなく線路を撮ってしまった(我ながらなぜ…)。
せめて鉄っちゃんたちが喜んでくれるのを願う

 
グランフロント大阪

大阪の新名所、グランフロント大阪に行った興奮で一枚撮ったが、
工事中の目隠し部分をフューチャーするというトホホの結果に。
人によっては「これから何ができるのか」と未来を期待させる
素晴らしい一枚にも見えるはず。きっと、多分…

 
中野

上京した際、いつもお世話になっている編集さんに連れてってもらいました。
おおー、なんか雰囲気あるある―と撮ったのですが、
いかんせん近すぎた。嗚呼、近すぎた……。

 

残念無念なショットが哀愁を感じさせますね!
いやもう、これらの残念アングルな写真は私の人生そのもの。
肝心のところが切れてるって話っすよ(ヤサグレ)。

でもいいの。想い出はボンヤリだからこそ、美しいのさ!
撮り損なった悲しみに言い訳をしつつ、
今日はこのくらいにしとうございます。。(←古っ!)

 
 
 
-ヒビレポ 2014年12月2日号-

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