レポは日暮れて  最終回

eno
愛があるから大丈夫

 
えのきどいちろう
(えのきどいちろう&北尾トロの交互連載)
 
 
 
 というわけでレポ終刊間際、唐突にモヒカン化したえのきどです。昨夜は中目黒でナンシー関の命日飲み会で、三浦憲治さん安齋肇さん松尾貴史さん等々、大勢の人にけっこうウケた。ルックスでウケを取るのは嬉しいなぁ。昔、テレビでメキシコ人の扮装をして、宮沢章夫さんに絶賛されたことがあるんだけど、あれ以来の会心作。やっぱりね、「いいなぁ、このトシでモヒカン!」(坂本志保さん)ですよ。来週金曜日(6月19日)はレポのラスト打ち上げがあるからみんなに見せるのが楽しみ。

 しかし、この原稿がアップされるのって28日なんですね。一応、ヒビレポは6月いっぱいなんで明後日までは新しい記事が出る。僕はまだしも月・火の海江田哲朗さん、高橋ユキさん大変だな。紅白歌合戦の両軍大トリみたいな役ですよ。レポTVは16日に生をやって、23日は終刊号発送作業後に収録したものを配信する。30日はやるかやらないかまだはっきりしてないんだけど、僕が東京にいる(フィンランドへ行ってない)可能性が出てきたんで、案外フツーにやってるかもね。あと本稿執筆時点では詳細不明だけど、三省堂で「さよなら『季刊レポ』フェア!」をやってくれるらしいです。

 つまり、6月中旬にわかってることは「どうやら本当にレポは終わるらしいぞ」という、その感触ですね。今週はギリギリのキワキワで終刊号が校了した。副編ヒラカツさんをして「気が狂うかと思った」と言わしめたハードかつデンジャラスな入稿であったらしい。終刊号の作業が手を離れた。トロさんもヒラカツさんもデザイナーの米谷さんもホッとしている。どうやら本当に終わるらしいぞ。ひょっとして終われないかとヒヤヒヤしてたみたいだからね。


 
 逆に言うと今はみんな「本当に終わる」ことにホッとしていて、次を考えていない。ポストレポ。本当になーんも決まってないんだね。トロさんは一度、「Webレポ」構想をぶち上げているんだけど、そのページデザインは情・弱損ズが担当するらしいからね。6月中旬の時点で特に進展はなさそうだからちょっと難しいんじゃないかな。例えば7月、華々しく「Webレポ」がスタートなんてことにはならないでしょう。年内も可能性低い。それならヒビレポを存続させるほうがよっぽど簡単じゃないかな。見通しがぜんぜん立たない。

 あと存続のご要望が多いレポTVだけど、これも決まってない。技術の吉岡としては「月イチくらいのペースで、かつ近場で」という条件付きでOKってことらしい。だからいずれにしても雰囲気は変わりますね。月イチだと告知がたまるから「新刊案内」みたいな性格が強まるかも。今後は発送日に大勢集まる習慣がなくなるから、「新刊の出た人」「イベント予定がある人」がスタジオ(トロ事務所じゃなく、吉岡の会社のスタジオ?)に来たりして、にぎやかにやるのか。どういう展開かちょっとまだ見えませんね。

 でもね、決まってないと誰もが心配するけれど、愛があるから大丈夫なの。僕はレポファミリーの今後にひどく楽観的です。うまく行くこともうまく行かないこともあるでしょう。仕事で目がまわる忙しさの人もヒマな人もいるでしょう。そんなのはどっちでも大差ないから、また機会を見つけて遊びましょう。本をつくり、旅をしましょう。読者の皆さん、また逢いましょう。ありがとう。父さん母さん大事にしてね。
 
 

       [toro]  詞・えのきどいちろう

       トロッコ列車でトロトロ帰ろう。
       トロさんちに灯りがついた。
       ヒマラヤ杉がヒマヒマを持て余す。
       ヒラヤマさんちに灯りがついた。

       悲しいよりもなつかしい
       さみしいよりも沁みてくる
       いつもの同じ帰り道

       カリントかじってカリカリ帰ろう。
       假屋崎さん雨戸を閉めた
       ポンデケージョでポポンがポンと来りゃ
       ポンタカードはお持ちでしょうか。

       嬉しいよりもこそばゆい
       タクシーよりも歩きましょ
       いつもの同じ帰り道

 
 
 
似顔イラスト/日高トモキチ
 
 
 
-ヒビレポ 2015年6月28日号-

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