私とタカラヅカの日々 第11回

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底なし沼のタカラヅカ

 
高橋ユキ
(第17号で「ヤラセ騒動に巻き込まれてしまいました。」を執筆)
 
 
 
 こんばんは、霞さばきです。

 気付けばヒビレポで書かせて頂くのも今回合わせてあと2回となりました。本当にありがとうございます。愛に溢れた皆様のお陰でなんとかここまでこれました…(とタカラヅカ風に挨拶)

 さて最近の私ですが、つい先日花組公演を見て参りました! 花組といえば、AKB48のまゆゆが花組好きという報道があったり、かの北川景子さんが花組の前トップの蘭寿とむさんファンだったという報道があったり(ご本人のブログはタカラヅカ愛が溢れまくっています!)ですが、これまで散々、礼音柚希さん率いる星組にぞっこんだった私がなぜ花組…? そう思われる方も1人2人はいらっしゃることでしょう。説明いたします、今回は、ミュージカル「カリスタの海に抱かれて」とレヴューロマン「宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)」の二本立てでしたが、このタカラヅカファンタジアの作・演出であります稲葉太地さんは、昨年の星組の「パッショネイト宝塚!」も手がけられた方なのです! パッショネイトは本当に素晴らしい、と以前も書きました通り、わたしは稲葉先生のショーにすっかり魅了されてしまい、今回も是非見たい…と気付けばチケットを押さえていた次第です。

 いやぁ〜〜〜やっぱり最高でした。行ける日がなかなかなくて、結局初めて見たのが千秋楽の一つ前の公演だったのもあり、一度しか見れませんでしたが、もう一度見たかった!ちょっと和のエッセンスを盛り込んでいて、ステージで男役の方々が和太鼓叩いたりしてたまらなかったです。次はなにが来るかとワクワクして1秒も飽きさせない稲葉先生本当にすごいです。いきなりバスケが始まる奇想天外ぶりも、この方は普段何を考えてこんなショーを作るんだろう?? と不思議になるほどです。ちなみにミュージカルの「カリスタ」のほうも、私は意外と?楽しめました。ご自身もタカラヅカファンという大石静さんが脚本を書かれてまして、パンフレットには「ファンである私が見たいものを脚本家として考えたいと思いました」とありましたが、確かに萌え台詞がここそこに盛り込まれていてたまにドキッとしました。「黙れ!」と怒鳴られた主人公(縄で縛られている)が「黙らないっ!」とか答えるところは萌え度1000%ではないでしょうか。SNSでどなたかが明日海りおさんのことを「消せない童貞色がある」というふうに書かれていたのですがこれには全く同意で、明日海さん自身はとても美しいのになんか恋愛慣れしていない雰囲気があって、今回の役もぴったりでした。


 
 それでも、もともと私は賑やかで色気ムンムン?な星組ファンなので、見るときはつい、星組と比べてどうなのか、という視点で見てしまいがちです。明日海りおさんがトップになられてからの花組公演は実は1月にも見ていて、これで2度目なのですが、カッコ良さと可愛さを併せ持ったスターさんだと思います。組全体としては、整っている! とまずそんな印象です。柚希さん時代の星組は、各人の長所と短所の落差が激しいことから、なんとなくデコボコとした印象を持っていたのですがそういうものをあまり感じない。もしかして、というかおそらく、私が好きだったあの星組は、長い宝塚の歴史の中でもかなり異質な存在だったのではないかというような、こっちの花組がスタンダードなんだろう、ということにようやく気付いた次第です。

 ていうか聞いて下さい。ミュージカルのほうにはだいたい「専科」という、引退をせずに大黒柱?としてタカラヅカを支える方々が出ていらっしゃるんですが、「カリスタ」に出ておられた専科の美穂圭子さんという方がもう死ぬほど歌がうまくて、私はモーレツに感動しました。柚希さんのサヨナラ公演ライブビューイング以降、もうタカラヅカで泣かないだろうと思っていたのですが歌がうますぎて泣きました。夫を火あぶりの刑で亡くした片目の未亡人という役どころで、歌も怨念がこもっています。不気味な衣装も最高。美穂さんの歌はiTunes Storeなどで試聴したり購入したりできますのでぜひ聞いてみて頂きたいです。

 そんな具合におおむね大満足で劇場を出ましたが私はやはりまだ柚希さんの退団でぽっかりと空いた心の穴が埋められないようで、大階段にどかっと腰かけている明日海さんを見ても、さよならショーでギンギラの衣装を身に着けてたくましい太ももでどかっと座ってすごい色気をふりまきながら客席を見下ろしておられた柚希さんを思い出してしまったりするんですよね…。結局その足で、劇場向かいのシャンテにあるキャトルに駆け込みまして「Dear DIAMOND!」(サヨナラ公演のショー)のCDなんか買って帰って家で聞いてまた泣きました。

 とはいえ、いつまでもこんな体たらくでは始まりません。わたしは新しくなった星組も応援しなければならないのです。さよならショーで柚希さんは「北翔さん(新しいトップさん)率いる星組もよろしくお願いします」と言っていたのです。いま新生星組は新トップお披露目の全国ツアーの真っ最中。なぜか東京ではやらないので、諦めていたのですが、ツイッターで感想なんかを見ていると、私の好きな礼真琴さんが大活躍されているご様子。いてもたってもいられなくなり、またチケットを押さえました。そして、三番手だった男役、真風涼帆さんは宙組に組替えとなってしまったので、宙組公演も見に行かなければなりません。そして、これは全然関係ないですけど、先日「アルカポネ」のポスターで、二次元なのに信じられないくらいの色気と、完成された男役ぶりを発散されていた望海風斗(のぞみふうと)さん(雪組)の舞台も見に行きたいのです。この写真どうですか! すごくないですか???? かっこよすぎて倒れそう!!! そして…(と永遠に続く)

 つくづく、組替えやトップ交代のシステムはよく考えられていると身をもって体験しました。組替えで別の組に行った方を見に、とか、応援していたトップさんが退団される事で、他のご贔屓を見つけよう、とかで他の組の舞台を見るようになるんです。そうしてそこで、違った方が気になって、どんどんいろんなジェンヌさんにハマっていく…。もう底なし沼のようです!!!! これを書くにあたって美穂圭子さんのことを調べて過去の動画なんかを見ていたんですが、本当に平気で2時間くらい経ってしまいましたからね。。。

 
 
 
-ヒビレポ 2015年6月23日号-

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