松本⇄東京ふんふん日記 第9回 10.09(火)-10.13(土)

国道50号線山田うどんの旅、キッコーマン醤油特別顧問へのインタビューと最後の取材をしながら、同時並行的に原稿を書き、ゲラを見るという完全なる山田ウィーク。肩コリ激しく睡眠不足。そのくせ気分的には楽しいという困った事態だ。他の仕事もあるので24時間仕事態勢のかわいそうな人になってしまったが、山田については仕事の感覚が実に薄い。原稿書くのも娯楽に近く、締め切りがあるから時間的に追い込まれるだけである。

これは共著であることも大きいだろう。今回はえのきどいちろうさんとの共著である。

ぼくは共著って、下関マグロと4冊作ってきた。最初は『平成ニッポン裏街道』という本で、ふたりの原稿を寄せ集めたもの。あとは対談本2冊と、webのリレー連載をまとめたものだから、取材を一緒にやったりするパターンは始めてだ。

ふたりと編集担当の武田氏で共同作業をし、デザインをレポADの米谷テツヤがやるとなると、これはもう山田本チームである。山田に興味のない人間はいないわけで、むしろ山田好き、山田おもしろくてしょうがない人間が原稿から編集、デザインまで一貫して関わっている。これはすごい。

タイトルは『愛の山田うどん~廻ってくれ、俺の頭上で!!』。あんまりフツーじゃない書名であるが、これでどうだろうとなり、編集武田氏が米谷さんの事務所を訪問した。そしたらタイトルのことなど知らないのに、米谷さんは、かかしのパラパラマンガを勝手に作り、用意していた。

「かかしであれば、まして山田であれば、まわしたくなるじゃないですか」

名言である。かくしてタイトルはそのまま決定されたのである。

これが正解かどうかなんて知らない。だけど、関係者全員が納得するタイトルになった。

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