今朝はボニー・バック 第7回

先生、セックス、専念

 

ボニー・アイドル(第9号で「人生とはトイレからの距離である、のか?」執筆)

 

ケータイのメール入力画面やWeb検索には、「予測変換」という機能が働く。
例えば、メールで「お」と一文字入力すると、「おはようございます」とか「お元気ですか」とか、直近で使用した言葉や使用頻度の高い言葉が画面下の窓のところに変換候補としてズラリと並ぶ。

この予測変換機能、文字を打つ手間が省けて大変便利なんだけど、一方で「変換候補=使用した言葉の履歴」なワケだから、うっかり他人に見られると頭の中を覗かれたみたいで恥ずかしいというデメリットも持つ。

まずはこの写真を見ていただきたい。


これは5年ほど前だろうか、当時使っていたケータイのメール入力画面に「せ」の変換候補が並んだ写真である。
おそらく、ぼくはアイデアが浮かぶとメモ代わりにメールの下書きとして保存しておくという習慣があるので、これらの言葉はその残滓だと思う。
断じて、友人等に「いやぁ〜、きのうはセミナーが終わった後、先生とセックスに専念しちゃってさ〜」なんてメールを送ったのではない。

先生、セックス、専念、席、セミナー、生活。
それにしても、あまりにも出来過ぎな言葉が並んだものだ。「6S」活動のスローガンとして採用してくれる企業がいてもおかしくない。

次はこの写真。

 

これは、ぼくの使っているノートパソコンで、ヤフー検索の窓に「たかお」と入力した時に出てきた変換候補。
これは恥ずかしい。おそらく、過去にぼくは高岡早紀のおっぱいの画像をネット検索して、ひとしきり楽しんだのであろう。

エロはしょうがない。男なら誰でもやっていることだ。しかし、「エロ動画」とか「おっぱい」とかならまだしも、特定の女優さんの画像を決め打ちで調べているところがマヌケだ。

人間、一寸先は闇。今日元気にしていたところで、明日車に轢かれて死んでしまうかもしれない。
残された家族はぼくの部屋に来て、遺品の整理なんかをするだろう。机の上のPCを見て、おもむろに起動し、おもむろに「高尾山」についてヤフー検索する母親。
「た、か、お、・・・!」
高岡早紀

つまり、何が言いたいのかというと、この予測変換候補を消去する方法を教えてください、ということである。

-ヒビレポ 2012年11月13日号-

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