松本⇄東京ふんふん日記 第20回 12.04-12.08 東京滞在

山田うどん本店で山田本を買いました。レシートにちゃんと「山田本」とある。山田うどん本店で山田本を買いました。レシートにちゃんと「山田本」とある。

山田本の重版が決定したり、来年出る本について打ち合わせしたり、今回の東京は仕事モード全開だった。たまにはこんなこともなきゃね。来年は初めて新書を出すことになりそうだ。テーマは「部活」。新書はねえ、これまでに何度か誘われたことがあるんだけど、ブックデザインが味気ないのと、裁判ネタばかり提示されてもうひとつ乗り気になれなかった(生意気)んだが、部活ならと思ってやることにしたんだ。

レポで書いた「趣味は部活」を読んだNHK出版の編集者とコンビを組む。個人的には単身赴任部を立ち上げたいのよ。立ち上げるってほどのこともないか。単身赴任者の小さなネットワークができたらおもしろそうだなと思ってるところ。あと、ひとつかふたつあっためてる企画があり、それも形にできるといいねえ。

もちろんあっためてるのが全部実現するわけでもない。むしろ実現しない企画のほうが多い。「あっためてる間に興味を失う」「あっためてる間に誰かに先を越されちゃう」のである。前者が多いかな。瞬間的に興味が沸騰し、これだ、これをやるしかないと思っても、しばらくして落ち着いて考えてみるとたいした企画じゃなかったり実現不可能だったり。でもそれは悪いことではなく、時間をかけてふるいにかけている状態とも言える。ぼくの場合、流行とかそのときの気分から出てくる企画はだいたいそうなる運命だ。逆に、そんなにいいと思えないことでも、体験のなかからわいてくるテーマのなかに、しぶとく生き残り、火種が消えず、なにかの拍子にポッと固まるものが潜む。

部活はそうだな、レポを始めてしばらくした頃からあっためてきた感じだ。編集部が部室のようになっていくのを経験し、そういやこれまでにもこんなことがあった、あんなことがあったと記憶が結びつき、部活って単語がポンと出てきた。ぼくはいろいろ部活やってるねえって。編集部(レポ)、放送部(レポTV)、陸上部(ランニングチーム)、合宿部(麻雀合宿歴20年)…。そのときはもう章立てができるくらいになっていたもんね。それが世間に通用するかどうかなんてわかりゃしないが…。そのタイミングで声をかけられたもんで、こりゃやったほうがいいんでないかいと内なる声が言うのよ。

7日午後に長く揺れる地震があり、事務所でカナちゃんと震え上がった。

「山田本はいつお持ちしますか」「うどんと同時に」「かしこまりました」「山田本はいつお持ちしますか」「うどんと同時に」「かしこまりました」

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