MAKE A NOISE! 第1回

メリル、そんなこと言われても…

 
山口ゆかり(レポ新登場)
 
あけましておめでとうございます&はじめまして。

山口ゆかりと申します。
ロンドンで映画やイギリスのことを書いてます。
レポ初登場のご挨拶に代え、タイトルの由来とテーマをば。

Make a noise! は、ベルリン国際映画祭での会見時、メリル・ストリープが記者団に向けたお言葉。
ほんの一握りの映画が注目を独占、
たくさんの良い映画が知られずにいることについて、
「それはあなた方の仕事でしょ。報じなさい、騒ぎ立てなさい(Make a noise)!」
とのたまったもの。
 

 “鉄の女マトリョーシカ”に目を細めるメリル・ストリープ 2012年ベルリン国際映画祭(撮影:著者)

 

メリルの貫禄も手伝って、
「パンがないならケーキを食べればいい」
とマリー・アントワネットに言われたフランス国民のような気持ちになりました。
書かせてもらえないから困ってるんじゃないですか…

ケーキもないから困ってるんじゃないですか…
というフランス国民の怒りは革命につながったわけですが、
私の怒りは、あら不思議、やる気へと転化したのでした。

そうよ!せっかく良い映画を見せてもらって、書かないでどうする!
書かせてもらえる場がなければ、開拓したろーじゃないの!

オスカー女優の説得力か、
はたまた大スターを前に、私のミーハー脳がアドレナリン大放出させていたのかはわかりませんが、
ともかく火が点いたわけです。そして開拓できた先がこちらヒビレポ。
というわけで、ここでは、まだ十分に知れ渡っていない面白い映画をMake a noise!します。

3月まで、よろしくおつきあいください。

 

※「パンがないならケーキを食べればいい」
は、そもそもアントワネットの言葉ではないという説あり。
アントワネットさん、濡れ衣かもしれないことで引き合いに出してゴメン。

 

-ヒビレポ 2013年1月2日号-

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