イメージの詩 第24回

一回休み

 
 
えのきどいちろう
(第10号で「活字とラジオ(とテレビ)はこんなに違う」を執筆)
 
 
 

 今週はちょっと普段通りやるのは無理ですね。今、39℃くらい熱があって、土日の予定をキャンセルした。原稿書きは相当弱っていても、ちょっとずつ書けば何とかなるんだけど、熱があると難しいんだなぁ。週明けのレポTV、大丈夫かなぁ。一応、風邪だと思ってるけど、インフルだった場合、休んだほうがひとにうつさなくていいもんね。

 先週は新年会をひとつさぼって、体調を整えるようにしたんだけど、金曜日、横浜へ取材に行ったらもう、帰りの日比谷線でぐったりして、その晩から寝込んだ。熱があると本読んでも入って来ないねー。あと録画しといた映画も根気が続かない。一応、カンタンなスジのやつがいいだろうとクリストファー・ケインの『ヤングガン』にしてみたんだけど、10分くらい見ると一時停止だな。

 
 
 週明けの月曜日、2本コラムの締切があって、これを今日中に1本でも書いといたほうがいいのか、少しでも体調を戻して明日、勝負かけたほうがいいのか、目下思案中です。ちなみに今、日曜の朝なんだけど、今日一日寝て、夜中から取り掛かる感じかのう。

 しかし、正月になって「あぁ、これからは風邪ひいても大丈夫だ」と思ったのがいけなかったなぁ。TBSラジオの週一の仕事が終わったから、当分、いくらでも風邪ひいてオッケーな環境になった。で、そうすると風邪ってひくんですよ。ガードが緩むっていうのかな。僕は昔、文化放送でオビの朝ワイドやってたとき、一週間休みもらうと大体、風邪ひいてた。

 だから半ば確信犯的に、ひくべくしてひいた風邪という感じがしている。必然の風邪。狙いすました風邪。ひきたくてひいた風邪。いや、ぜんぜんひきたくはないんだけど。

 僕はもう少しよくなって、「まだ風邪だけどだいぶ復活して本とか読める状態」くらいのところでうだうだしてるのが大好きですね。そのくらいの状態だと「いっぺん読んで面白いことがわかってるマンガ」とか、最高ですよ。熱があるときびしいんだけど、熱さえ下がればそういう楽しみもある。あ、そういえば編集のヒラカツさんも体調崩してて、ずっと熱が出たりしてるんだよね。ライターは基本、内職というか家でできる仕事だけど、編集者はそうもいかないから可哀想だよ。

 ところで体温計持ってます? うちはピピッみたいなやつが電池がなくなるかどうかして、昔ながらの水銀式を買ったんだけど、あれって10分間も計んなきゃいけないんだよ。10分は長いなぁ。ま、病人はヒマだから10分待ちますけどね。10分間、ワキに体温計はさんで待ってるのが今、ちょっと憂鬱かな。ま、ホームセンターとかで700円くらいでオムロンとか売ってるんだけどね。あぁ、ちょっと疲れたんで寝ます。それではおやすみなさい。

 おはようございます。月曜の朝8時ですよ。熱は38℃くらいまで下がった。これはインフルエンザじゃないね。僕がさぼった土日のアイスバックス連戦は1勝1敗で決した。昨夜は解熱剤のんで夜中に何度もTシャツを着替えて大変だった。とりあえず一定の戦闘力は回復したので、今日から原稿書かなきゃいけないね。明日のレポTVは代役立ててほしいとトロさんにたのんだ。まだね、ちょっと動くと息切れしてる感じだから。来週は平常運転に戻ってると思います。

 あ、昨夜から読みはじめてキングの『刑務所のリタ・ヘイワース』って中篇読めた。これは『ショーシャンクの空に』の原作だね。昔いっぺん読んだ気がするので、本当に「面白いことがわかってるマンガ」の感覚。読んで病人と囚人は似たとこがあるかなと思う。外の世界に対する怖れ、不安みたいなことだね。こうして風邪で伏せってるときもそうだけど、長く入院生活を送ると「あぁ、もういやだ、早く出たい」と思う一方、病院は居心地がいいんだ。そのなかにいれば安心できる。

 こんばんは。月曜の18時半になりました。平熱に下がったんじゃないかな。新聞コラム2本入稿しました。たまにちょっとこめかみのあたりが痛むけど、原稿書けちゃったから気分爽快! まだ雪になってないけど、これからでしょうか。状態は既に「ラジオの仕事だったらこのまま無理して出かける」域まで来てるけど、明日はマグロさんが代演してくれるそうだからおとなしくしてます。病み上がりに無茶をするとロクなことないもんなぁ。今夜は『ゴールデンボーイ』読んで寝ます。
 
 
 
似顔イラスト/日高トモキチ
 
 
 
-ヒビレポ 2013年2月3日号-

Share on Facebook