Department-H 2013 年1月5日@鶯谷・東京キネマ倶楽部 vol.2
早川 舞(第8号まで「その時歴史が鞭打たれた」を連載)
SMやアングラ関係のイベントレポートをお送りする毎週木曜日のヒビレポ。
今回はアングライベントの老舗的存在「Department-H」の第2回です。今日は血が! 血が出ますからね! ドバーじゃないけど、かなりダラーっと。そういうの苦手な方は見ないで下さいね!
でもそれを過ぎたらエロが! エロが出ますからね!
オーストラリアから来た謎のパフォーマンス集団・Glitter Marche(グリッターマルシェ)の次は、流血パフォーマーである藤臣療さんのショー。
自らの血を使ったショーです。
プラスチックのシリンジ(注射器)に入れた血を体に掛け、あまつさえ飲む! 飲む! 流れた血がよく目立つように、衣装は真っ白な布を巻きつけたような形です。
ゴムチューブで上腕を締め、血を十分に溜めてから注射針をプス。刺さりっぱなしなので、当たり前ですが血がでます。肘から下に巻かれた包帯をじわじわと赤〜く染めていきます。
左腕同様、上腕を締めて針を刺し、血を流す。右腕はあえて包帯を巻かず、垂れるにまかせます。
白い布にシリンジを使って新年のめでたい言葉を書きつける。しかしあふれ出るこのまがまがしさはなんだ。
痛々しい流血ショーのあとはエロエロしいキャットファイト。キャットファイトとは女性同士のファイトショーですが、露出度が高い衣装でコミカルに行なうものを指すことが多いようです。
Department-Hのキャットファイトでは、出場女性が「怪人」に扮して登場します。
最初に出てきたのは巳年らしく、コブラ人間に扮した女性。クネクネっとした動きがすでにエロいです。観客に向けてポーズをとります。
対戦者は「新宿のロボットレストランから来た」という触れこみのサイボーグ女子。最初はマスクのようなものをかぶっていました。動きもロボットっぽいです。でも、ロボットレストランってそんなところなの?
対決が始まると、対戦者の服をどんどん脱がせていきます。お互いの協力が大事です(笑)。
最終的にはこんな格好になりました。もっと際どいポーズもありましたが、写真だと「何やってるんですかコレ」になってしまうので、ショーの紹介としてわかりやすいものを選びました、ごめんなさい。そういうの見たい人は、直接Department-Hに行ってくださいね。
次回は会場が湧きに湧いたストリップと、ユルユル〜な不思議脱力バンドをご紹介します。
Department-H
毎週第1土曜日 夜12時〜
http://department-h.com/about
http://ameblo.jp/department-h/
鶯谷東京キネマ倶楽部http://www.kinema.jp
03-3874-7988
¥5000/ ¥4500フライヤー持参/ ¥3000ドレスコード
飲食持込自由。会場内でアルコール類の販売はしておりません。男女更衣室有り。
-ヒビレポ 2013年2月7日号-