あなたの知らないSMイベントの世界 第12回


おんな祭り vol.1

3月3日@新宿・ゴールデン街劇場

 
早川 舞(第8号まで「その時歴史が鞭打たれた」を連載)
 
 
 

SMイベントやアングライベントをユルめにレポートする毎週木曜日のヒビレポ。1回お休みを挟んでご紹介するのは、縛り手も受け手も女性のみという緊縛イベント「おんな祭り」。3月3日の桃の節句に行われた妖しくも美しい女だけの縄の世界を、2回に渡ってご堪能下さい。

 日本のSMにはなくてはならない、麻縄を使用した緊縛。緊縛はその形態の美しさからSMプレイの一部としてのみならず、芸術性の高いパフォーマンスとして独立して発展してきました。
 緊縛を行なう人のことを「縄師」「緊縛師」などと呼びますが、「おんな祭り」は女性の縄師、縛られ手だけが集まった異色の緊縛ショーイベント。ひと昔前までは縄師といえば男性ばかりでしたが、ここ数年は女性も目覚ましく活躍しています。こんなところにも女性の社会進出が!

 会場は新宿のゴールデン街劇場。ゴールデン街を抜けたところにあるアングラな雰囲気たっぷりの小さな劇場で、お昼13時から行われました。昼間っから妖しい世界にダイブしてきましたよ。

 
 
これが当日のフライヤーです。カッコ内はそれぞれの縄師さんが所属しているお店(SMバーなど)の名称です。

最初に登場したのは、大阪からいらっしゃったという葵小夜さん。

 
 

「浪速の牛若丸」の二つ名の通り、存在感のある凛々しい女性でした。

 
 

 横向きの体勢でモデルの女性が宙に浮くと、会場内の空気が張りつめました。

 
 

 いったん床に下ろして縄をほどくと、蝋燭が……。薄暗い照明の中、赤い蝋燭が妖しくほのかに光ります。

 続いては主催者の吉田よいさんの縄の教室に通っていたという、れいさん。

 
 

 男ものの着物に和傘を手にしての登場。モザイクでお伝えできないのが残念ですが、顔半面に鱗型のタトゥーシールを貼っていて、若く美しい女性のもとに訪れる「妖かし」のたたずまい。

 
 

 仰向けにした体に、丁寧に縄をかけていきます。男装の雄々しさと女性の繊細の融合がエロティックです。

 
 

 まるでオブジェのように片足を吊り上げられ、「妖かし」に弄ばれる態の受け手の女性。

 次は前回の「フェチフェス」でも登場した、結月里奈さん。音楽も衣装も、一転してポップなムードに変わりました。


 胸の出たエロカワな衣装で手際よくモデルさんを縛っていく里奈さん。あっという間に吊り上げてしまいました。ニコニコ笑いながら蝋燭を垂らします。

 
 

 さらに逆さ吊りに展開。その状態でまたも蝋燭を……かわいい顔と格好をしながら鬼畜なのであります!

 前半のラストは、主催者でもある吉田よいさんのショーです。よいさんはアオザイ風の衣装、モデルさんはチャイナドレス着用。

 
 

 ノスタルジックな音楽と比較的ゆったりした動きのショー。わたくし、19世紀上海あたりの秘密倶楽部(「くらぶ」が漢字なのが大事です)にでもトリップしたかのような妄想をですね……

 
 

 吊り上ると1本鞭でビシバシ。小姐を折檻する倶楽部のママ、みたいな感じです。あぁ、妄想が……

 
 

 縄をゆっくりと解いていきます。よいさんのショーには独特のテンポの、不思議なゆったり感がありました。

 前半はここで終了。15分の休憩を挟んで、後半に続きます。このレポートも、後半は次回でのご紹介と致しましょう。ではまた来週〜。
 
 

吉田よいさんブログ「縄あそび」http://nawaasobi.blog93.fc2.com/
 
 

 
 
-ヒビレポ 2013年3月21日号-

Share on Facebook

タグ: Written by