松本⇄東京ふんふん日記 第40回 2013.5.16-5.31

ボカロ小説取材で初音ミクと記念撮影。ボカロ小説取材で初音ミクと記念撮影。

5.16(THU)

東京2日目

TBSラジオ「たまむすび」出演。赤江珠緒さんピエール瀧さん。山田、猟師、『長く働いてきた人の言葉』について20分喋る。

まだ未定だが、本のルーツを巡る旅、みたいな感じのことができるかもしれず、その場合はイタリアかなと思って、『そのとき本が生まれた』(アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ、清水由貴子訳 柏書房)を読んでみた。印刷技術の祖をグーテンベルクとすると、16世紀前半、商業出版や活字を開拓したのはイタリア人のアルド・マヌーツィオなる人物。しかもマヌーツィオは本を持ち運びできるサイズで出版した文庫本の祖でもある。

いまへと続く出版文化の胎動の地はヴェネツィアだったと、この本は語る。この地にアルド・マヌーツィオの痕跡は残っているのか。マヌーツィオを皮切りに花開いた出版文化を見聞することは可能なのか。マヌーツィオの影響下で進化した約500年から、つぎなる500年へと出版事業は受け継がれていくのか?

大量生産と流通の効率化によって誰もが書物に親しむ環境を作り上げた現在のルーツは16世紀ヴェネツィア…。こんなにも長く続いてきた活字文化の重みと、ネット社会のもとでのさらなる進化を、現地探訪でイメージしてみたい。そんなことを妄想しながら資料を調べ始めている。

5.20(MON)-5.21(TUE)

京都取材

季刊『嗜み』(文春)の特集「こわいものみたさ」で血天井について書くことになり、京都の寺をまわった。宿は京阪ホテル。血天井についての信頼に足る記録はないので、インタビューはするものの、由来について正確なことはわからないまま。代わりに妄想が広がってゆく。取材としてうまくいっているかどうか、だんだんわからなくなってきた。執筆時には困るかもなと思いつつ、雑談がおもしろくて、これはこれで楽しい。

21日夕方ののぞみで帰京後、西荻に戻り、レポTVを生放送。『もしかして大人のADHDかも?と思ったら読む本』(増田剛己 PHP)を読了。

松本⇄東京ふんふん日記 第40回

5.25(SAT)-5.26(SUN)

宮城県角田市

ガソリンスタンドがやってるレンタカー屋でファンカーゴ借り、妹と姪を乗せて宮城県の親戚の家まで3人でドライブ。

親戚の家はイチゴ農家で、もう収穫も最後。好きなだけ摘んでいけってことで、ビニールハウスへ。甘い匂いが漂い、もいだまま口に入れるとたいへん美味。にんにくとかさやえんどうとかタケノコももらい、墓参り。

その後、今年なくなった叔母のところへ行って焼香。あわただしかったが、若い頃から世話になってきた叔母の墓参りができて良かった。2日間で800キロ走行。

5.27(MON)

東京1日目

夕方まで仕事して、北赤羽へ。新河岸川で鰻を釣るのである。

週刊朝日担当の岡野さんやカメラの門間さんは当然として、副編集長の石川さんや書籍の国東さんまで、おもしろそうだというので参加。師匠役は築地で働く三橋さん。

釣果は5匹。うち1匹は小ぶりのためリリース、1匹は検体用とし、3匹を持ち帰ることに。国東さんと養老の滝で休憩し、新宿まで出てタクシー。魚用のモーターがうるさくて電車だと不振に思われそうだったからやむなし。ということで数日間、3匹の鰻と生活することになった。

5.28(TUE)

東京2日目

鰻、一尾が天に召される。合掌。

5.30(THU)

東京4日目(うなぎとさよなら)

17時、週刊朝日岡野さん、カメラの門間さん。先日釣って検体に出した鰻、セシウムが基準値の10分の1以下ということで、まずは微量、食べてもOKの許可が出た。うなぎをさばき、食べるまでを3時間近くかかって遂行。

が、味は身が柔らかくておいしいのに皮に臭みが残っていて、そのあたりの処理が素人である。

今日は早く寝て明日早起きするほうがレースのためにいいので躊躇なく寝ることに。雨になって、洗濯ができないのが予定外。パンツ買わなきゃ…

うなぎとさよなら

5.31(FRI)

東京5日目

わわわ、5月最終日ではないか。明日は札幌へ、明後日はマラソンだ。

午後、ヒラカツ、カナちゃんきて、レポ12号ゲラの読み合わせ。18時、神田でラジオライフ片倉君。クルマで取材先へ。今回はバスの押しブザーコレクター石田さん。渋いねー。22時半、戻って仮眠3時間。顔を洗い、はいてないふんどしを締め直して原稿書き。もう眠るわけにもいかなくなった。

Share on Facebook