「食い物の恨み」は消えず 第24回

そして、コロッケラーメン編

 
下関マグロ(「池袋の穴」連載中)
 
 
 

 
 
コロッケそば、コロッケうどんとくれば、コロッケラーメンだろう。
コロッケラーメンがある場所は、
立ち食いそばの店でラーメンも出しているところで、
しかも、コロッケを出しているところだ。

なかなか遭遇することはないけれど、
たまたま入った立ち食いそば屋にあったりすると、
うれしくなって注文する。
ただし、これはけっこう当たり外れがある。
 

 

このところ、コロッケラーメンを出している店はないかと、
散歩の途中など探してみるのだけれど、いざ探すとない。
これはね、本当にそう、いざ探すとないんだよねぇ。

ってことで、ネットで検索。すると、有楽町のガード下にあるということがわかった。

それにしても、リンクするときはリンクする。
というのも、いまオールアバウトの「散歩」記事にて、
「山手線内回りを歩く」というのを連載中で、
前回は大崎駅から新橋駅まで歩いた。
なんで、次は新橋から歩き始めようかと思っていたところなのだ。

この日も暑く、新橋駅前のSL広場の温度計は36度の真夏日。
日差しが痛いね。

ということで、線路沿いに歩く。
高架下に「新角」の暖簾。
ああ、ここかぁ。知っている。入ったことはないけど、
このルックスはよく覚えている。
それが冒頭の画像。
「新角」は「しんかく」と読むのだそうだ。

店前の券売機の並びを見るとそばやうどんより先にラーメンがある。
ボタンの一番上の並びが「ラーメン」「大盛りラーメン」「玉子ラーメン」の次に
「コロッケラーメン」がある。ちなみにその次は「メンチラーメン」。
ラーメンの値段が390円。単品のコロッケもあって、それが110円。
なので、コロッケラーメンは500円だ。

 

 

ポチっと押して店内へ。
時刻はお昼すぎだけれど、けっこうお客さんが入っている。
そして、ほとんどの人がラーメンを食べている。
また、ラーメン定食というカレーのセットを食べている人もいる。

というわけで、出てきました、コロッケラーメン。

 

 

おつゆは、しっかりした醤油味。昭和の味だ。
といっても、醤油が強いわけではない。
でも、単純じゃないかんじ。
ああ、これはコロッケに合いそう。

昭和っぽいなと思ったのはチャーシュー。
子供の頃は、こういうチャーシュー嫌いだったなぁ。
写真で見るとやわらかそうだけれど、
噛みごたえがある硬いチャーシュー。
脂身も多い。

麺がツルツルでこれがうまいのね。するする入っていく。

というわけで、コロッケ。少し時間が経ったせいか、
箸でつまもうとすると、ポロポロくずれた。
ポテトコロッケだけど、ミックスベジタブルが入っている。
スープにからまって、これはおいしい。
ベストマッチとは思わないが、悪くない。
スープは全部飲んだ。丼の底にたまった崩れたコロッケを食べようとしたら、
結果、全部飲んだという感じ。
血圧が気になる。

というわけで、コロッケの話はまだ続きます。

 
 
 
 
似顔イラスト/日高トモキチ
 
 
 
-ヒビレポ 2013年9月9日号-

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