昭和歌謡宅急便 紅白バンザイ特別編 第7回

紅白には「枠」がある 前編

 
田中稲(11号で「大阪から来た女」執筆)
 
 
 
 
某日、ヤホーで次のようなニュースが。
 
<紅白歌合戦>モー娘。6年ぶりの出場なるか? アイドル出場枠をめぐってバトル!!
 
内容を簡単に説明すると
「今年はももクロちゃんとかAKB48とかSKE48とかの他に、モーニング娘。も巻き返しているし『あまちゃん』効果でベイビーレイズも要注目だし、NMB48もオモロイ歌よーさん歌ってるし、紅白のアイドル枠は誰が入るか全く予想がつきませんなぁ」
ということなのである。
ううむ! 分かるわかる。私も今年は接戦になると思っていたわ。ふふふ。
実は私、事務所に着いたら仕事のメールより先にももクロちゃんとハロプロの動画を見るのが習慣というアイドルチェッカー。モーニング娘。に至っては、あまりメディア露出がなかったプラチナ期もガッツリ応援していたので、今回の復活劇は胸がアツーイッ!!出てほしいなあ、モー娘。
しかしいくらアイドルが好きとはいえ、紅白が「年末アイドル祭り」となってしまうのはやはり違うと思う。
紅白とは、三世代揃ってコタツに足を突っこみ「この人誰―、歌うまいねー」「うふふ、森進一よ♪ところで、この会いたくて会えない女の子は誰?」「西野カナだよ♪」などと祖母と孫が教え合い、演歌だろうがJPOPだろうが一緒にシンガソンできるのが醍醐味。あくまでも歌謡界の様々なジャンルをおせち料理のごとく、バランスよーく詰め込むのが大事なのである。
エビばっかじゃ口が飽きる、かまぼこばっかじゃ物足りん。見かけは地味だが噛むほどに味が出る煮物も必要だし、甘味代わりになる黒豆や栗きんとんの役割も無視できんのであーるッ。
なにやらこのまま続けると「おせちについての一考察」とかに話が逸れていきそうだが、まあ「いろんな味があってこそめでたい」。だからこそ「枠」に区切って、それぞれジャンルの出演者数を絞らねばならないのだ。
 

 

では、さっそくその枠の説明をば。
私の非常に浅くつたない研究結果によると、アイドル枠の他に大まかに分けて下記のような内容が揃っている。

●青田買い枠…いわゆる初登場の新人ちゃん枠である。ネットやユーチューブなどで先行人気のアーティストを取り上げることも多く、年配の方はポカーンな事も多いが「今の音楽はワカラン」の一言で済ませてはいけない。現代の風を知る大切な時間である

●そんなに目立ったヒットはないけどブレず頑張ってるよね枠…現在のAAA(トリプルエー)、少し前のW-indsがこの枠。意外な苦労を積みながらも、地道に功績を残しているアーティストにも紅白はちゃんと光を当てるのだ!この枠のアーティストは「紅白で存在を知った」とプチブレイクを果たすが、大ブレイクまでいかないのがこれまた奥ゆかしい。

●子ども枠…その年人気を博したチビッ子たちが歌い踊る場合もあるし、子ども番組のヒットソングを着ぐるみたちが歌い踊る場合もアリ。私は数年前に着ぐるみダンサーがバック転を披露した「ドコノコキノコ」が忘れられない。今年はふなっしーなどのゆるキャラと、やなせたかしさん追悼でアンパンマンたちが出る予感。

●歌唱力JPOP枠…ポルノグラフィティ、コブクロ、絢香など、その年ヒット曲がある無いは関係なく「聞かせまっせ!」的なJPOP実力派はやはり欠かせない。派手な演出は無いがとにかくうまいので、茶の間からは「おーーー」という声が上がる

●人海戦術枠…ジャニーズスター予備軍を従えワラワラ出てくるNYC、AKB48、EXILEがこの枠。とにかくチームメンバー、系列メンバー出すだけ出しまっせと上手から下手まで総動員でぎっしり埋め尽くすので華やかではある。NHKは舞台の底が抜けんかと心配しているという噂も

●合唱隊をバックに歌唱枠…ほぼ毎回ある「合唱団を従えての熱唱」。時には海外からのゴスペルチームがソウルフルにバックコーラスを担当する場合もアリ。和田アッコさんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」はこの枠の常連。今年は「ふるさとは今も変わらず」で新沼謙治が中学生合唱団を従え歌唱すると見た!!

ふふふ、まだまだ続く「紅白の枠」についての説明は今回はここまで。
しかしまだまだ続く「枠」の秘密。
タナカが近年において「廃止」を求める枠とは、そしてそのショッキングな理由とは?
運命の鍵は全て来週の「後編」にて明らかに……。
公開日は24日。運命の日まで待て!
カミングスゥーーゥゥン。シャ――ッ!(←「coming soon」という文字が左から右に通り過ぎる音)
いやー、一度やってみたかった「予告編」風終わり方。うははは!
でも書いてみたらやはり動画ほどパンチがないですね。
 
 
 

さてさて、ここでお知らせを。

11月20日(水)夜9時から1時間日、放送作家吉村智樹さんのユーストリーム番組
『吉村智樹のチャンネル4C(よん・しー)』
で、紅白について喋らせていただくことになりました。
私は緊張すると早口になり過ぎるので、
何を言っているかサッパリ聞き取れない事もあるかもしれませんが
そんな放送事故も見どころです(アカンアカン!)

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毎回、多彩なゲストをお招きし、キワドいトークを繰り広げるユーストリーム公開番組
『吉村智樹のチャンネル4C(よん・しー)』。
この番組の第18回目を11月20日(水)夜9時から1時間、
本町の「ユーストリームスタジオカフェ大阪」から生配信を行います。

▼当日こちらから視聴できます。
http://www.ustream.tv/channel/channnel4c

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-ヒビレポ 2013年11月17日号-

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