季刊レポ 14号:特集 八〇年代エロ本文化

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イラスト:後藤グミ

一九八〇年代、エロ本黄金時代。
独特なエロ本文化がどこからやってきて、どのように花開いたのか。
でたらめでテキトーだが勢いがあり、熱が伝播し、でたらめでテキトーだが勢いのある書き手や読者を引き寄せた。そんな時代があったことが忘れ去られる前に、当時の息づかいを伝えておきたい。

エロ本の・青春期・だった八〇年代
安田理央

八〇年代のエロ本と一口に言っても、その種類たるや膨大である。エポックとなった雑誌にはどんな特徴があったのか。何が新しくて読者の支持を得たのか。時代を作った各誌と各出版社とは。八〇年代の流れを総括する。

僕の八〇年代エロ本仕事
下関マグロ

七〇年代、ティーンエイジャーだった下関マグロ。どんなエロ本との出会いがあったのか。そして迎えた八〇年代。いかにしてエロ本仕事に携わるようになったのか。で、その仕事はどうだった?

自販機本の世界 日本出版史のターニング・ポイント
ばるぼら

自販機本とは一体何なのか? 八〇年代エロ本繚乱に先行して新たな道を切り開いたのが自販機本だった。画期的だったという内容はどんなものだったのか。それを誰が製作していたのか。いまも語り継がれる『Jam』『HEAVEN』とはどんな雑誌だったのか。ばるぼらが懇切に説き明かす。

昔はよかったんじゃない 昔がまともだったんだよ
八〇年代エロ本の製作現場はどうなっていたのか
対談 本橋信宏 × 東良美季

八〇年代、エロ本を世に送り出していた製作現場は、どのような雰囲気だったのだろうか。自由さが横溢していたといわれるが、本当なのか。時代を作ったキーパーソンや数々の出版社、編集部が、どう動き、うねるような熱気を作り上げていたのか。業界のコアのところでエロ本文化を担っていた本橋信宏と東良美季が語り合った。

エロ本黄金時代_書影s

特集執筆陣による大幅加筆で、2015年12月 書籍化決定!

『エロ本黄金時代』

くわしくはこちら

<読みきり>

伊勢街道でしょう!
杉江松恋

東海道を踏破した杉江松恋。『東海道でしょう!』として本にまとめられたので読まれたかたもいらっしゃるだろう。しかし、お江戸日本橋から京は三条大橋まで歩ききっただけでは、杉江は満足しなかった。「伊勢参りがある」。遷宮したばかりの伊勢神宮を目指し、伊勢街道を歩き始めたのである。

カジノディーラー『K』の日常
島田十万

ひさびさに登場の島田十万である。今回追いかけたのは、賭博の世界に身を置く人物。アンダーグラウンドを垣間見ることのできるレポである。著者撮影の写真も味わい深い。

<連載>

東の姉、西の妹
あきやま みみこ × まつもと みみり

年末の恒例行事に餅つきがありますな。いまはもうどの家でもやってるわけではないでしょうけどね。みみこみみり姉妹が幼い頃の京都の餅つきはこんなふうでしたよ。

乱筆乱文にて失礼いたします。 第3回
新保信長

もっと大人っぽい字が書けるようになりたい!と決心した新保信長。日々の努力は怠っていないようです。今回は編集者に話を聞いています。手紙を書くことが仕事といってもいいのが編集者ですけど、きれいな字を書くためには何に気をつけているんでしょうか。そして、新保信長本人のこの3カ月の進捗状況も直筆タイトルでご確認あれ。

アカバネングラフィティ・激場版 エピソード12~危機危機バンバン(Q)
霞 流一

少年時代「柔道一直線」に大影響を受けて柔道教室に通う団地少年たちが遭遇した事件とは。柔道着を肩から下げてゾロゾロと歩いていたときに出会った男と何があったのか。事件というからにはトラブルである。大丈夫だったのか?

どこまち 第2回
ここはどこまち、どこかにあるまち。いったいどこのまちでしょう。運賃表に10をかけるまち
宮田珠己

日本全国津々浦々を旅する宮田珠己からのクイズである。写真と文章でとあるまちが紹介される連載企画だ。みなさん、前号の答えはわかりましたか? 今号はなんだか難しさが高まっているぞ。

オツハタのレッツ! アングラ・クラフト 第5回 不縁起熊手
乙幡啓子

今年は三の酉までありましたねえ。まあ、善男善女が商売繁盛を願って「熊手」を購入するわけですよ。で、次の年もがんばる、と。今回オツハタが眼をつけたのが、この熊手。といっても、一筋縄ではいかないオツハタですから、作り上げたのは「不縁起熊手」なのですねえ。

ふつうのじんせい 小ネタ劇場
グレゴリ青山

やっぱり人だなあ、おもしろいのは。次から次へとグレゴリさんが出会うおおぜいの人、人、人。老若男女、国籍問わず、グレゴリさんが教えてくれる人たちはなんでこんなにおもしろいんだろう。

「レポTV 北尾トロアワー」 抽出の濃度
木村カナ

昨年末に引き続き、今年もレポTV視聴者にアンケートをお願いしてみた。どんなインターネット番組見てますか? よく読んでる雑誌は? さてさてその結果はいかがなものだったでしょうか。

上野の森で恐竜に追っかけられて来ました。がぶがぶ生物紀行
日高トモキチ

恐竜ってトカゲをばかでかくしたものと思っちゃいませんか? 違います。違うんですよ、今や。ここ数十年の調査研究の成果から恐竜には毛が生えていたことがわかってきました。そのことを確認するために行動を起こした日高トモキチだった。

Mの東京時間 第13回
浅川マキさん。柴田徹さん。消えたらもう会えないの? その3
森脇みきお

浅川マキさんが考えていた「いい男」とはどのような男だったのか。ある日、電話をかけてきた浅川さんは、Mに埴谷雄高について語りはじめたのである。

料理入門
やまだないと

作ってみたら、おいしい! とレポ読者に大評判。さて、今号のレシピは何でしょう。美味な連載4コマ漫画。今回は鶏です。

あけすけなるレポの記録 9
北尾トロ

編集長本人にしかできない「季刊レポ」の赤裸々な告白。ついに、猟師になったというではないか。山田本第2弾も、レポがリリースする「レポブックス(仮題)」も進んでいるらしい。

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